火垂るの墓
カテゴリ: 訃報
野坂昭如氏(85歳)が、昨夜9時過ぎ、東京杉並区の自宅で亡くなったとのこと。
謹んでお悔やみ申し上げます。

野坂昭如氏と云えば、『火垂るの墓』があまりにも有名だが、1967年の同年、2作品(『火垂るの墓』『アメリカひじき』)とも直木賞の受賞を果たしたことでも知られている。
特に『火垂るの墓』では、その切なさに誰もがせぐりあいだのでないだろうか。かくいう私もその場面をちょっと思い出しただけで、直ぐ様打ち時雨るのである。
また野坂氏は、無頼派作家としても知られ、故・今東光和尚が会長を務めた「野良犬会」のメンバーでもあった。

1990年10月23日、映画監督大島渚の真珠婚式パーティーで挨拶を行う予定であったが、野坂が帰ったと勘違いした大島が野坂の順番を飛ばして進行したために、当初の予定より出番が大幅に遅れてしまい、その間に大量に飲酒し酩酊してしまった。ようやく登壇し祝辞を終えると同時に、左後ろで野坂の挨拶を聞いていた大島の眼鏡が吹っ飛ぶほどのパンチを食らわすが、大島も負けじとマイクで野坂の顔面を2発殴った。(ウィキペディアより)

あのお二方の殴り合いは今でも記憶に鮮明に残っている。
また、野坂氏は農業にも理解を深めており、自身で米を作っていたとのことだ。
何れにしても惜しい人が次から次と亡くなっていく。
私の親類でも3人ほど立て続けに亡くなっており、また更には近所でも今週末に2軒の不祝儀がある。
冬到来の季節の変わり目、空虚感とともに一抹の寂寥感を感ぜずにはいられない。
『火垂るの墓』のように。


フォト短歌「冬枯れ」 フォト短歌「シャリシャリ」







編集 / 2015.12.10 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
不祝儀また不祝儀
カテゴリ: 訃報
昨日分家さんの葬式を済ませたばかりだが、その当日、別の親類で不幸があった。
連日の不祝儀により、予定が大幅に変更となった。
現役を引退し、長閑に暮らす毎日ならまだしも、次から次と用事が舞い込む貧乏暇なし状態の身上には、急なる予定変更はかなりしんどいものがあるが、それもまた致し方なし。明日は我が身、お互い様である。

この界隈に暮らす親類は23世帯。ともなれば毎年必ずといっていいほど訃報の知らせが届く。今年は既に5件目、ご近所の弔いを含めれば更に増えるが、震災以前と比べ何故か多いように思うのは気のせいだろうか。
我が家でも半寿過ぎの両親が控えており、覚悟だけはと思っている。

角界では元横綱の北の湖理事長。アフタヌーンショーで司会を務めた川崎敬三さん。
「家栽の人」の原作者、毛利甚八さんも先週の21日、食道がんのため自宅で亡くなったとのこと。
享年57、私と同い年である。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


フォト短歌「長閑けしの里」








編集 / 2015.11.26 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
いのちの重み
カテゴリ: 訃報
遅ればせながら、菅原文太さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

昭和の大スターが立て続けに他界された。映画ファンにとっては実に寂しい年の瀬を迎えることになった。
菅原文太さんと言えば、やはりトラック野郎、任侠ものが真っ先に思い浮かぶが、私ら昭和30年代生まれは、思春期から青春のど真ん中にかけての年頃、その影響は決して少なくはなかった。
特に文太さんのキャラは強烈で、任侠道を地で行くような風貌は正しくはまり役に思えたが、その風貌からはちょっと想像し難いインテリゲンチャでもあった。名門・仙台第一高等学校時代は新聞部に所属し、一年後輩には『ひょっこりひょうたん島』でお馴染みの故・井上ひさしさんがいる。

文太さんは、晩年には自給自足を視野に入れ、山梨県北杜市の里山で農業に従事、その後法人化するまで本腰を入れて農業に正面から取り組んだ。そんな意味からも、実業としての農の実態、耕の真実を語る代弁者を失ったことは非常に残念でならない。
また、2年ほど前から、いのちの党を結成。と言っても政治団体ではないとのことだが、自尽行為の抑止や原発反対などを展開し、「いのち」の尊厳を呼びかけた。
今月の14日(日)には、衆院選の投票日(期日前は本日12月3日から)を迎えるが、比例投票先は、この「いのちの党」をまるで囲みたいと思うのだが……。


フォト短歌「いのちの重み」






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編集 / 2014.12.03 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
巨星墜つ
カテゴリ: 訃報
大スター高倉健さんが他界された。
男であれば誰しもがあの「しぶさ」に憧れたのではないだろうか。
口数少なく、不言実行のイメージが強い。
男子たるもの斯くありたいと思うのではないだろうか。かく言う私もそう思っている一人だ。勿論そうありたいと思うだけで、現状は推して知るべしだが……。

高倉健さんの映画は殆ど観させて頂いたが、一番印象に残っているのは黒澤明監督の『八甲田山』だ。
主演ではなかったものの、高倉健さん演じる徳島大尉が、率いる弘前第31連隊を一人の死者を出すこと無く無事に八甲田山を踏破した。
成功させた最大の要因は、まず現地の人間を道案内人として雇ったことだが、その案内人の一人に秋吉久美子さん扮する滝口さわがいた。
その彼女との別れ際、「頭右(かしらみぎ)」の号令で一斉に感謝を込めた敬礼のシーンが、あまりにも印象的だった。
謙虚で真摯な高倉健さんらしい一コマであったように思う。

非常に残念。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 合掌

合掌と云えば、今夜(11月19日)の10時54分から、岩手めんこいテレビにて『平泉のススメ #32 ~四寺廻廊・後編』の番組に、謙虚で真摯さを持ち合わせる毛越寺の藤里明久執事長が出演する。是非とも拝聴させて頂き、来年に向けての新たな活力を頂戴したい。


フォト短歌「無骨な男」  藤里明久執事長






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編集 / 2014.11.19 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
六文銭
カテゴリ: 訃報
先日、盛岡の叔父が79年の人生に終止符を打った。病名は元アナウンサーの逸見政孝(故)さんと同じスキルス胃癌だった。
叔父は物腰が柔らかで、誰彼問わず、分け隔てなく接し、思いやりの心を持った優しい人柄であった。
決して怒鳴ったり、上から目線で人をみるような人物ではなかったが、自分に対してだけは厳しく、信念を曲げぬ人物でもあった。その芯の強さは、柔和な外見からは想像もつかない程であったと思う。

趣味は将棋や囲碁、それに読書家である叔父は、多方面にわたり知識を広め、見識を深めていった。
愛読書には文藝春秋や科学雑誌のニュートンなどがあり、納棺の際、お棺にはそれらが一緒に収められた。
以前、私が叔父の家を訪れた折り、時間があれば決まって囲碁や将棋の相手をさせられたものだが、勝敗の結果は言う迄もない。

お通夜の晩、菩提寺の和尚さんのご講話の中で、人はみな、この世に生を受ける以前より、この世での生存期間を決めて生まれてくるのだとのお話があったが、叔父はこの世の生存期間を79年間と定め、そして親(私の祖父母)を選んで生まれてきたのだろう。
別れは悲しいことで、実に寂しい限りだが、それもまた運命である。
私も遅かれ早かれ、何れこの世に生を受ける以前より、決めていた年月を全うし、三途の川を渡る時が必ずやってくるけれども、その時に、「あ~我が人生悔いなし」と胸を張り、しかも安堵感をたたえた穏やかな面持ちで、畳敷きの渡し船の上で、手を振りながらあの世へと渡りたいものだと思っている。
勿論その時には六文銭を忘れないようにしたいものだ……。

因みに、貴重で、しかも非常に為になるご講話を頂戴した和尚さんは、盛岡市大慈寺町にある曹洞宗青龍山祇陀寺(ぎだじ)のご住職様で、お話がとにかく上手で、説得力があり、しかも非常に面白い。
全員が一様に感銘を受けていた。
ご住職様は音楽にも精通されており、ご自身もフルートの奏者として定期コンサートを開いているとのこと。
時間があれば是非とも拝聴したいものだ。


フォト短歌「柿のむくろ」







編集 / 2014.03.01 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
お釈迦様の教え
カテゴリ: 訃報
ラグビー愛好家の元総理が、浅田真央ちゃんのことを「必ずころぶな~」と公の場で発言したとのことで、色々と物議を醸しているようだ。そのコメントに対して浅田真央ちゃんは、「たぶん、そう発言して、ご本人様が一番後悔しているのでは?」と冷静に、優しい笑みを浮かべながらインタビューに答えていたのが印象的だった。
当のご本人は、「大事なときには必ず失言する」とネット上では散々揶揄されているようだが……。

昨晩は盛岡の叔父のお通夜の席で、菩提寺の和尚さんによるお釈迦様の教えを説いたご講話の中で、人を思いやる心、慈しむ心が人間として重要で、もし、そう思わない人であっても、「そうありたい」「そうあるべきだ」と思い、願う気持ちが大事なのだ。
しかしながら残念なことに、そうではない人達がいる。
その代表格が「今の政治家だ」との、有り難いご講和を頂戴したが、昨晩ホテルに着き、浅田真央ちゃんの記者会見を観ていてすっかり合点がいったのだった。


mabuta.jpg








編集 / 2014.02.26 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
幼友達との再会
カテゴリ: 訃報
命あるもの全てが、この世を去る時が必ずやってくる。その時がいつなのかは神のみぞしる。
特に肉親の死となれば本当に辛いものだ。
幸いにも私の両親は未だ健在である。父は82才、母は81才になる。
不肖な倅を持って、「未だあの世へは行ってられない」というところだろうと思う。
そういう意味に於いては、私は親孝行者?、なのかもしれない・・・。

私が小学の低学年の頃、遊びの一つに「ぱった(ぺった)」が流行っていた。
この辺の方言では「ぺったぶじ」と呼んでいたものだが、当時、下校の際は必ずと言っていいほど立ち寄った親友の自宅が、小学校の直ぐ下にあった。その親友宅の土間を利用して「ぺったぶじ」をよくやったものだった。
時にはあまり夢中になり過ぎ、薄暗くなるまで夢中になっていた所為か、心配した祖母が迎えに来ることがしばしばだった。

その所為か、お互い肩が強くなり、中学に進んでからは野球部に所属し、お互いその強肩をならしたものだった。勿論、肩の強さだけではない。
2人とも足にも自信があって、地区の陸上競技大会では常に1・2を競った良きライバルでもあった。
その仲の良かった幼友達は、折しも献金問題で世間を騒がせているどこぞの都知事が、民営化に追いやった現在の東日本高速道路株式会社(旧・日本道路公団)の職員として、金沢市内に居を構えており、今迄なかなか会う機会に恵まれなかったが、一昨日久方ぶりの再会を果たしたのだった。

その時の服装はお互いに黒ずくめ、彼のお父上の葬儀だった。
菩提寺である一関市舞川の常川寺にて、愛惜の念に浸りながら葬儀が厳かに執り行われた。
お焼香を済ませ、喪主である彼のお兄さんの惜別の念に満ちた挨拶を聞き、感涙に咽び、俯きながら本殿を出ると、彼らが花束を手に出迎えてくれた。

そそくさと彼のもとに近づくと、私に気づいた彼は、今迄必至に堪えていたのであろう。
「よぉっ!」の後に続く言葉はなく、ただただ・・・、暫しの間無言の時を過ごしながら「じゃ、またな」と、ひと言のみを交わし、私はその場を後にしたのだった。
今度会う時は、5年後の還暦祝いの同級会になりそうだ。


フォト短歌「黒狸」








編集 / 2013.12.11 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
稀代の強者星となり
カテゴリ: 訃報
史上最多32回の優勝を誇る元横綱大鵬の納谷幸喜さんが、72年の人生の幕を閉じた。
「巨人、大鵬、卵焼き」と当時の流行語として一世を風靡したことは周知のとおりだろう。
当時小学生だった私も、アニメか相撲かで祖父とのチャンネル争いの果てに、「大鵬だけ見せろ」との祖父の頼みに、泣く泣く譲って以来、大鵬のファンになった一人だが、同じような経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。
そんなことから、次第に祖父からの指示を待つまでもなく、
自分からチャンネルを回したように記憶している。

当時の大鵬の強さは群を抜いていて、周りからは天才だと評されていた。
しかしながら当人は、「才能は皆同じように持っている、あとは如何に努力するかだ」と話していた。
16歳の若さで二所ノ関部屋に入門し、厳しい稽古や、人知れず隠れた努力があったからこその栄光だと話していたが、幼少期からの苦労を乗り超え、稀代の英雄となった男のひと言ひと言には、重みと説得力があふれていた。

心よりお悔やみ申し上げます。


フォト短歌「ぬりきの猛者」





編集 / 2013.01.21 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
 プロフィール

ハルク伊藤

Author:ハルク伊藤



ブログ作成にあたり、
当初は「一つのジャンルに絞った方が人気ブログになりやすい」という通説があり、「トレーニングやパワーリフティングに特化したブログを」と思っておりましたが、今ではその常識に因われることなく、私個人の意見や考えを柱として、右にも左にも属する事なく、中立的な立場を決して崩さず、社会に対する思いや願い、或いは個人的な提言なども織り交ぜながら、日常の出来事や趣味の写真に短歌や詩をコラボしたフォト短歌を中心に、私の生きた証として、このブログを続けて参りたいと思っております。
本文の文体につましては、「強く訴えかけたい、強調したい」内容には「だ・である調の常体」。
それ以外は「です・ます調の敬体」と入り混じった文章で、大変お見苦しい点もあろうかと存じますが、
『寛容の心』を持ってご覧頂ければ幸いです。


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