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尺余の岩魚
カテゴリ: 渓流釣り
今年初、と云うよりも3年ぶりになるだろうか。
時間の調整を図りながら、昨日、漸く渓流釣りに行くことができた。
当初は息子が一時帰省した先月に行く予定だったが、生憎の雨。4・5日ぐずついた天候が続いた。
近年の天候はなかなか予見し難い。中流域で雨が降っていなくとも、上流域で、特にスポット的にゲリラ豪雨が降ったものなら鉄砲水となって襲ってくる。渓流釣りのポイントの多くはV字谷にあり、襲われたら逃げ場がない。
現に先日、中国の四川省で鉄砲水に巻き込まれ、7名の尊い命が奪われる水難事故があった。
日本でも夏場は特に水難事故が多い。
自然を絶対に甘く見てはいけない。

そんなこともあり、天気予報をしっかりと確認した上で入渓するようにしている。
幸いにも、ここ4日程天候が回復傾向にある。
ただ、釣果はあまり期待できない。

さて、その釣果だが、魚たちの捕食活動が盛んな朝まずめや夕まずめではなく、昼日向に3時間程度の入渓とあって、6匹程の釣果に終わったが、なかには丁度30cmの良型岩魚を釣り上げることができた。
ただ、釣果云々よりも、自然の懐に抱かれ、小鳥たちの鳴き声や川のせせらぎを聞き、樹間をぬう木漏れ日が水面をキラキラと揺らす、その様をじっと見ているだけでも十分である。
このままずっと、風化する迄その空間に留まっていたいと思うこともある。

時計にチラっと目をやると、ふと現実に戻る。
事務所に戻る時間が迫った。名残惜しみながらも、後ろ髪を引かれる思いで久方ぶりの渓を後にしたのだった。
勿論、帰り際には大自然に敬意を払い、畏敬の念を持って拝礼をしながら帰路に着いたことは云う迄もない・・・。

アスリートフィッシング(2019年9月17日以前の釣行日記)


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編集 / 2022.09.14 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
納竿の渓
カテゴリ: 渓流釣り
今年最後の草刈りも終わり、稲刈り作業や水稲玄米の品位等検査までの間、多少の時間が空いたことから、一昨日、今年最後であろう渓流釣りの竿納めに行くことにした。
前日迄の雨が気にはなってはいたが、予報は曇り、折角なので釣り上げたところを動画に収めようと、アクションカメラ等の充電もしっかりと済ませ、準備万端、お気に入りの渓を目指した。

予想していたよりも流量が多い。況してや濁りがきつかったが、ともあれ、その日を逃しては時間の調整が難しい。
取敢えず竿を出し、さぐりをかけてみることにした。しかしながら一向に引く気配がない。
已む無く、メインの渓を諦め、場所を移動することにした。
今迄は滅多に入ることのなかった支流だが、濁りは然程ではないようだ。これはいけそうだと、逸る心を鎮めながら慎重にブッシュを漕いだ。
頭部にセットしたアクションカムのリモコンスイッチをスタートさせ、早速一投目を投じた。
岩底に隠れているであろう尺余の岩魚を、誘い出すように上流の落ち込みから静かに餌を落とし、目印を確認しながらそっと、ゆっくりと川底をさぐった。

すると、右手人差し指に 続きを読む・見る>>






編集 / 2020.09.17 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
独り釣行「幽玄岩魚」
カテゴリ: 渓流釣り
6月の中旬、釣心をそそる季節ともなれば如何ともし難く、一巡目の草刈りが終了したこともあって、いそいそと渓を目指した。
いつもなら、神奈川県在住の息子の帰省に合わせての釣行だが、今年は新型コロナ問題で越県は叶わず、已む無く一人の釣行と相成った。
目指す釣り場は過去に数本の尺越え岩魚を釣り上げた場所。
息子とよく来る場所だが、一人釣行となると危険な釣行は避けたい。

以前、独りでの渡渉の折  続きを読む・見る>>








編集 / 2020.06.13 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
渓流カタルシス「2年2ヶ月ぶりの釣行」
カテゴリ: 渓流釣り
神奈川に住む息子が連休を利用して帰省し、久方ぶりに渓流釣りに行くことになった。
以前は年に5・6回は行っていたが、息子が海外に留学してからというもの、なかなか行く機会に恵まれなかった。
勿論ひとり釣行も考えたが、如何せん年齢が進むにつれ億劫になってきた、と云うのが本音である。
今回の釣行は以前尺余の岩魚を数尾釣り上げた渓を先ず目指すことにした。
日曜日、況してや禁漁に入る2週間前、更には連休の中日とあって、場の荒れは覚悟する必要があった。
釣りは何より早起きをして、朝まずめを狙うのが本来の釣行の基本だが、前日は帰宅が遅いこともあり、多少起床時間が遅れてしまった。
したがって先行者がいることを覚悟しての入渓となった。
勿論、好釣果など期待できよう筈もない。

ともあれ、高鳴る期待を鎮めながらも  続きを読む・見る>>






編集 / 2019.09.17 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
杜父魚釣り
カテゴリ: 渓流釣り
台湾の大学に留学中の息子が、一時帰国し、いつもながらの釣行の催促があった。今年は未だ一度も渓流竿を物置から出してはおらず、尺物用の9号の針がサビついたのではないかと気になっていた。
そんなこともあって、二つ返事で息子の催促に首を縦に振った。
昨年の8月以来、約1年ぶりの釣行となる。

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編集 / 2017.07.20 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
悠然として急げ
カテゴリ: 渓流釣り
息子が9月より海外の大学に留学することになり、つくば市のアパートから荷物を全て引き払い戻ってきた。
帰る早々「渓流釣りに行こうや」と、いつもながらの釣行の催促があったが、なかなか時間が取れないことから、お盆過ぎのつい先日、私の仕事の合間を縫っての、今年初の釣行と相成った。そんなことから釣り始めたのは午前10時過ぎと、本来ならばとても釣果を期待できる時間帯ではなかった。
留学先の台湾では渓流釣りが禁止されているとかで、日本を出発する前に是非とも入渓したいとの息子の願いを、なんとか叶えてやりたかった。
近年は特に、ゲリラ豪雨があちこちで多発し、また前日には台風が去ったばかりだった。悪天候なら勿論中止だ。例え下流部が晴れていたとしても、上流部の天候によっては諦めざるを得ない。

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フォト詩歌「午後の斜光」









編集 / 2016.08.22 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
2015年晩夏の渓
カテゴリ: 渓流釣り
息子の帰省に合わせ、今年2回目の渓流釣りに行くことになった。
お盆が過ぎると急に涼しさが感じられる季節となる。秋は直ぐそこ。いや暦の上では既に秋か。
起床4時、辺りは未だ暗い。烏羽玉の漆黒の闇夜の中、手探りで部屋の明かりを探し、そそくさと身支度を済ませ自宅を出たはいいが、未だ行き先を決めていなかった。

取り敢えずはコンビニに立ち寄り、朝メシと昼ごはんを調達(お袋がおにぎりを握っていたが)。車に乗り込んで、「さて、どの川に行く?」と息子に尋ねたところ、「今春行った場所はどうか」との返答があった。私はあまり良いポイントとは思っていなかったが、息子はかなり気に入っているようだった。「ほんとにあそこでいいのか?」と問うてはみたものの、世間は未だ夏休みの人たちも多い。大概の好ポイントは場荒れしている可能性が大だ。
結局は息子の言うとおりの場所に車を走らせることとなった。
ところが、道順を忘れてしまっていた。はてさて、「どっからいくんだっけ?」とお互いの顔を確認しながら、細まりつつある記憶の糸を少しずつ手繰りながら進むと、見覚えある岩山の景色が目に飛び込んできたのだった。

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編集 / 2015.08.21 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
夢うつつの釣行記 
カテゴリ: 渓流釣り
今年初の渓流釣りに行ってきた。といってもここ数年、年に1度ぐらいしか行っていない。今回の釣りも今年最初で最後の釣りになるのだろうか……。
今回の釣りも、いつものように長男のGWの帰省に合わせての釣行だが、この時期としては異常なほどの暑さに加え、朝晩はしっかりと気温が下がる為に、体調を崩し、風邪を引いてしまった。頗る体調が悪るい中、午前3時の起床はかなりこたえた。
釣り場に着いてからは、私は車の中で夢うつつの状態だった。結局入渓したのは息子のみであった。

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編集 / 2015.05.09 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
 プロフィール

ハルク伊藤

Author:ハルク伊藤



ブログ作成にあたり、
当初は「一つのジャンルに絞った方が人気ブログになりやすい」という通説があり、「トレーニングやパワーリフティングに特化したブログを」と思っておりましたが、今ではその常識に因われることなく、私個人の意見や考えを柱として、右にも左にも属する事なく、中立的な立場を決して崩さず、社会に対する思いや願い、或いは個人的な提言なども織り交ぜながら、日常の出来事や趣味の写真に短歌や詩をコラボしたフォト短歌を中心に、私の生きた証として、このブログを続けて参りたいと思っております。
本文の文体につましては、「強く訴えかけたい、強調したい」内容には「だ・である調の常体」。
それ以外は「です・ます調の敬体」と入り混じった文章で、大変お見苦しい点もあろうかと存じますが、
『寛容の心』を持ってご覧頂ければ幸いです。


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