本日は
農ヶ喜クラブ主催による見学会。
今回は一関市大東町京津畑地区の「山がっこ」「郷土食研究会やまあい工房」にお邪魔することになった。
両施設を運営する京津畑自治会は、廃校となった旧京津畑小学校の校舎を利用し、地元自治会によるコミュニティーの再生や、郷土料理研究の取り組みなど、山あいの食文化による地域おこしが認められ、平成13年には農林水産大臣賞を受賞している。
午前中は「山がっこ」の校舎内を見学して回った。
正面玄関を入って直ぐ左側には、「郷土食研究会やまあい工房」の調理室と食堂があり、突き当りの右側には旧廊下を利用しての研修スペース、その右側には会議のできる比較的広い畳敷きのスペースがあった。
研修スペースの奥には、
「以前は小学校だったろう」と直ぐに合点の行く段差の少ない階段があり、その階段を上がると、右側には宿泊ルーム2部屋があり、左側には浴室と洋式のトイレが備え付けられていた。
当「山がっこ」では、農水省推奨によるグリーンツーリズムの企画や、在京の出身者への利用呼びかけなど積極的に行なわれている。
因みに宿泊費用は、一泊2食付きで6.000円/人とのこと。
建物内の見学の後、農事組合法人京津畑やまあい工房代表理事の懸田等さんによる同法人の生い立ちや経過など、貴重な時間をさいて頂き、苦労話しなどを含みながらも丁寧に教えて下さった。
その後食堂に場所を移し、すいとん(この辺では「はっと」)と焼きおにぎりセットの昼食を頂戴した。
「すいとん」といえば、私は即座に祖母を思い出す。
あの料理上手な祖母特製のすいとんと「いい勝負だな」と思える程美味であった。本当に美味しかった。ご馳走様でした。
昼食と歓談の後、やまあい工房で作られた「ぼたもち」をお土産として購入し、今現在ブログの更新をしながらも頂戴している最中だがこれがまた実に旨い。甘党である私にとってはたまらない一品だ。
この「ぼたもち」やウドなど山菜の漬物等は、
道の駅かわさきでも販売しているそうだ。
余談:
最初この「ぼたもち」を見た時、思わず「美味そうなオハギだな~」との私のひと言に、今の時期は「ぼたもちですよ」との声が脇の方から聞こえてきた。
ふと目を下にやると、確かに「ぼたもち」と書いてあるではないか。
なるほど、春は
「ぼたもち」、秋は「おはぎ」、以前、聞いたような気がするけどすっかり忘れていたようだ。
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