私は以前から、地元一関か平泉の短歌結社に入ろうか否かを迷っていた。
今月号の一関市の広報に、「一関地方秋季短歌大会」の見出しが目に留まり、どんな内容か取り敢えず覗いてみる事にした。
会場には親戚や顔見知りも来ており、参加者は50人程いただろうか。
前もって提出済みの短歌を、参加者全員が一首ずつランダムに読み上げ、その短歌に対して批評を行い、最終的には、前岩手県歌人クラブ会長の菊澤研一先生による批評や添削が行われるといった講義形式での短歌会だった。
おそらく各短歌結社も同じような形式なのだろう。
私はあくまでも、どんな内容かを知る為の、いわばオブザーバーとしての参加に過ぎなかったのだが、写真の前席に座っている親戚の番が終わり、予期せぬ事に、振り向きざまいきなりマイクを渡された。
「アッ、いやいや私は見学だけです」とマイクを突き返したものの、「いやいや、参加者全員がやるんだよ」と促され、止む無く、ランダムにより作者不明の一首を読み上げ、適当?な批評を語る羽目となった。
日頃、自己流で、しかも自己満足の世界から脱し得ない、あいも変わらずの拙歌を詠み続けている私だが、そろそろそれも潮時だろうか。

一関短歌会
「游の会」では会員を募集しています。
月に1度、提出済みの短歌(2首)を主宰者の選評などに耳を傾けながら皆で勉強する会。
総評は岩手県歌人クラブ副会長の佐藤怡當(北上市在住)先生。
各作品は、毎月、「游の会◯◯月歌会」として、岩手日日新聞 の岩手文芸コーナーに紹介されます。
また、年に1度、エッセイを含んだ同人誌(合同歌集)も発行しております。
一関近郊(通える範囲)にお住まいで短歌に興味のある方、是非是非ご参加ください。
会場はシニアプラザとありますが、勿論シニア世代に限ったものではございません。
ジュニアでもヤングでもアダルトでも、短歌に興味が有る方なら年齢性別は問いません。
奮ってご参加頂ければ幸いです。
<お申込・お問い合わせ先>
日時:各月第3日曜日午後1時半~3時頃まで(変更の場合あり)
場所:一関市大町4-29(旧ダイエー一関店)
なのはなプラザ3F(一関市シニア活動プラザ・交流室 電話:0191-31-8118)
内容:短歌実作勉強会
費用:年会費1万2千円(合同歌集代含む)
その他:エッセイ含む合同歌集を毎年発行しています。
申込先・問い合わせ先:一関短歌会(游の会)伊藤まで
電話:0191-46-4782(平泉アスリートセンター 内)
メール:タイトルに「游の会」問い合わせとご記入の上送信してください。
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