本日、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館に於いて、篠弘館長による今年最後の短歌実作講座が行われた。
本日の講座は佐佐木幸綱(心の花)さんの作品を取り上げ、佐佐木さんの歌風などを学びながら我々受講者の作品の添削に入っていった。
私の番は15番目。
元 歌:台風の去りし稲田に穂仁王立つ踏ん張る気根を示すが如く
添削後:台風の去りし稲田に穂仁王立ち守り難がるものを守れり
3句目の穂仁王(ほにお/ほんにょ)についてはあまりにもローカル過ぎたこともあって、館長もなかなか理解に苦しまれたようだった。すかさず受講者の一人が、黒板に描くなどして詳しく説明してくださった。
館長のスケジュールが詰まっているなかで、貴重な時間を奪う羽目になってしまったことを大変心苦しく思いながらの本日の受講だった。
午後の部の受講者が31人。全員分の添削が終わるのを見計らって、前列に陣取っていた元応援団(黒沢尻北高校OB?)と思われるご年配の方が、いつもの如く応援用の旗を持って前に進み、篠弘館長への感謝を込めたエールで最後を締めくくった。
私も元応援団リーダーでタクトを振った者として、この時ばかりは心躍り胸が熱くなるのを感ぜずにはいられなかった。
また是非とも来年も参加したい・・・。
名前は知らないが、我が家の庭の片隅に一輪の紫の花が咲いていた。
もう直ぐ師走。こんな寒い時期にも花を咲かすんだなぁ~と、珍しさに好奇心を駆られて写真を撮ってみた。
11月も終わりに近づくと、年賀状やら何やらと、年末を迎え何かと気ぜわしい季節到来ということになるが、その気ぜわしさが原因してか車の事故件数も増えてくる。
昨日の出来事では、三重県松阪市新町の市道信号交差点で2台の乗用車が接触し、片方の軽乗用車がその弾みで信号待ちの同市立幸小学校の女子児童8人の集団登校の列に突っ込む事故があった。
不幸中の幸い、子供らは軽い怪我で済んだとのことだったが、ちょっと間違えれば大事故になった。
月別による事故件数の比較表を以前作ったものを確認してみると、年末の10月から12月にかけて次第に多くなる。焦りは禁物、気を引き締めてハンドルを握りたいものだ。
岩手県南の観光地の一つに、名勝猊鼻渓がある。
日本百景の一つであり舟下りが有名だ。
全長約2キロ、高さ50メートル超の石灰岩の岸壁が川の両側にそそり立ち、随所に奇岩や滝が点在し鍾乳洞も見ることができる。
そのなかを流れる清らかな砂鉄川に舟を浮かべ、船頭さんが唄う猊鼻追分を聴きながらゆったりとした空間を堪能できる名勝地である。
その岩手県一関市東山町に、洋菓子屋の冨士屋製菓さんがある。
本店と工場は一関市東山町松川にあって、私が買い求めにお邪魔するのは東山町長坂のお店の方だ。
私の大のお気に入りは、表面はサクサクでなかはホクホクのマロンフェッテである。
原材料はバター、砂糖、卵、アーモンドプードル、小麦、そしてマロンが入っている。
グルメレポーターじゃないので上手く表現できないが、サクサクとしたバター風味のパイ生地に包まれ、ホクホク(冷たいが)のマロンとキャラメル(?)の甘さ、或いはアマンドプードルの甘さなのかは確認してみないとよく分からないが、その絶妙な甘さ加減は実に見事としか言いようがない。
甘党ならずとも、誰もがお気に召す逸品であろうと私は思っている。
マロンフェッテ製造元
冨士屋製菓 (岩手県一関市東山町)
http://www.chiikeys.jp/free_page/
落葉樹は既に葉を落とし、夏油スキー場の滑走路には既に雪が積もっているのが確認できる。
ここ数日は比較的暖かかったが、今朝は少しばかり冷え込んだ。
今日は小・中学校時代の同級生のご尊父様の葬儀に出席してきたが、季節の変わり目や寒さが厳しくなるにつけどうしても不祝儀が多くなる。
私の両親も今のところは健在だが、何れは避けて通れない現実である。
「親孝行をしたいが金はなし・・・」なんとも年末が近づくにつれ心が沈みがちになるが、出来る範囲の孝行はやりたいものだが・・・。
東北楽天ゴールデンイーグルスが念願の日本一の座に輝いた。
楽天関係者や地元仙台市民はもとより、仮設住宅に住まわれておられる方々が、目頭を熱くして喜んでおられる姿を観て、スポーツが持つ影響力、野球の底力を改めて知らされた思いがする。
日頃、野球観戦を楽しみにしているでもないご年配の女性が、「試合終了までずっと観ていた」と涙ながらにインタビューに答えていた。またあるご高齢の男性は、「本当に励まされた、大きな力をもらったよ」と目頭を押さえながら答えていた。
仮設住宅からの生の声が、画面を通して伝わってきたが、落差のあるフォークボールで三振を奪った田中将大投手の最後の一球、その瞬間、東北全体の心がひとつになった。
そして「前向き」の原動力となる勇気と、「気持ち」を貰ったのではないだろうか。
昨今、春・夏の高校球児らによる甲子園大会では、菊池雄星投手や大谷翔平選手らの活躍が顕著だった花巻東高等学校(岩手)を筆頭に、東北勢の活躍が目立つようになったが、これも仙台に拠点を置く東北楽天ゴールデンイーグルスの活躍が大きいと私は思っている。
西高東低と云われた時代は、もう過去の話となった。
東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一に輝いた背景には、24連勝の田中将大投手を始め、則本投手などの若手の踏ん張り、そしてなんといっても地元仙台出身であり、日本人メジャー最高球速となる約159km/hを誇る斎藤隆投手らによる投手陣の活躍はもとより、松井稼頭央選手や日本プロ野球選手会会長のキャッチャー嶋基宏選手、そして大物外人ジョーンズ選手やマギー選手らを中心とする打撃陣も実に素晴らしかった。
特に赤見内銀次選手(岩手県普代村出身)の日本シリーズ5打点の活躍は見事だった。9年前の設立当初は、勝率2割8分1厘、首位とのゲーム差は51.5ゲームなど、2リーグ制以降の新球団の初年度成績としては過去最低となる勝率を記録するなど、悲惨な状況だった。
不甲斐なさを通り越して不憫とさえ思ったものだが、よくぞここまで強くなったものだ。
選手一人ひとりの能力はさる事ながら、選手一丸となり、一致団結する統率力は良き指導者の下で生まれる。
そういう意味では星野監督の存在は紛れもなく大きいが、その土台を築き上げたのは野村元監督や田尾元監督の貢献があってのものだと言うことを、決して忘れてはならない。
台風や長雨の影響により、今年は若干遅れ気味だった脱穀作業も無事終わり、今日は発送の準備に追われた。
ご注文を頂いていた分の第一弾目の発送は、明後日の火曜日発送の予定。
精米した新米(いわい天然乾燥米「元氣」)を早速頂いてみたが、やはり美味しい。見た目の艶感云々というよりも、天日干し独特の米の香りとともに、口に広がる艶々感というかなめらか感というか、形容の仕方がなんとも難しいが、兎も角美味しい。納豆と沢庵漬けさえあれば何杯でもいけそうだ。
我が家は以前からガス炊飯器を利用しているが、その火力の強さが更に風味を増しているようだ。
前回のブログにも投稿したが、当初は、天日乾燥米の脱穀(稲こき)を10月20日に予定していたものの、大型の台風26号の接近にともない、急遽前日の19日に予定を繰り上げることになった。
ところがラジエター(前回のブログにキャブレターと書いてしまったが、ラジエターの間違い)の故障により、予定の3分の2を残して敢え無く中止となった。
お陰様で神の手を持つメカニック佐藤孝(親戚)さんに直して頂いたが、雨続きの為、残りの3分の2を11月3日(日)に再度延期したのだったが、これまた雨の予想。
止む無く、事務所の留守番を親爺に頼み、昨日今日と2日続けての脱穀作業となった。平日ということもあって、従兄弟らは仕事のため都合がつかず、結局孤独な一人作業と相成った。
「辛い、厳しい、寂しい」と三重苦を乗り越え、なんとか無事に終わることができた。
後は最初に脱穀を済ませ、我が家の縁側にて寝かせ乾燥を施していた天日干し米の精米を行い、予約注文を頂いていた方々への発送の準備に取り掛かるばかりとなった。
今日の夕日は実に綺麗だった。地球と太陽の距離が遠くなってきたのを実感する。![]()
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Author:ハルク伊藤