つい2日ほど前、一関市舞川(相川地区)に点在し、先祖伝来の土地を受け継ぐ23世帯、私ども伊藤家総本家の伊藤達朗(73)さんが、地元紙(岩手日日)の表紙を飾った。
昨年の1月、一関地方、東磐井地方の両森林組合が合併して、初代の組合長として2期目に入る。
合併後の初年度経常利益は3800万円余りと、公益を念頭に置く経営体としては堅調な歩みを示し、安定した経営内容の様子である。
一関地方森林組合が管理する経営森林総面積は5万7270ヘクタール、組合員数8504名、組合員資本(出資金)
4億7098万円は県内第1位、東北では3番目となる東北屈指の規模を誇っている森林組合だ。
近年のグローバル化の波に押され、安価な外材の輸入にともない、日本産木材の価格は下落の一途を辿っている。
今現在東京ではTPP交渉の閣僚協議が侃侃諤諤、喧喧囂囂と進められている最中だが、輸入自由化が更に進めば、木材の更なる下落が懸念される。
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