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令和4年度年末雑感「認める心」
カテゴリ: 世に問う!『言わずにはいられない』
今年も色々あった一年である。
世界を見れば、世界の食料庫と云っても過言ではないウクライナの、不発弾が栄養豊富な黒土地帯の大地を穿ち、歴史的な転換期とも云える超大国ロシア軍の侵攻により、多くのウクライナ国民の命を奪い、甚大な損害を与えている。
理由はどうあれ、武力侵攻、侵略戦争は許し難い蛮行である。
武力の行使には必ず、何の罪なき一般市民が巻き込まれ、尊い命が奪われる。子供や老人、女性はもとより、兵士など働き盛りの青年たちも無慈悲な空爆や弾丸に倒れている。
「国を、領土を守る」ことは、確かに大事だ。
かと云って何の罪なき人たちが犠牲になっていい筈がない。
一刻も早い終戦を願うばかりである。

一方、 続きを読む・見る>>


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編集 / 2022.12.30 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
札幌味噌ラーメン「思い出の味」
カテゴリ: ポツンと一軒家
一昨日も、日曜日恒例の「ポツンと一軒家」を観賞しながら手作りラーメン(インスタント)を堪能することが出来た。
今回のポツンと一軒家は年末特集として3時間番組。島根県の一軒家2箇所が紹介された。
小鳥囀る山間の長閑な空間で、各家々にはしっかりとした生活の営みがあり、しっかりとした人の温もりがある。
厳しさのなかにも溢れるばかりの優しさが滲み出るその様に、いつも感動を覚えながらラーメンを啜っている。
私にとっては至福のひと時である。

いつもは市販の大手食品会社のインスタント麺が主だが、今回はいつもと異なり、札幌で人気を博す「黒帯」の味噌ラーメンにしてみた。
溜まったカードのポイントで、色んなラーメン店が提供する詰め合わせセットを試しに取り寄せてみたのだった。
コクのある味噌ダレがとても美味しかった。

私は今から40年程前、札幌で学生生活を送ったが、よくラーメンを食べに行ったものだ。
当時は札幌でラーメンと云えば味噌味が主流だったが、岩手育ちにとっては、たまにあっさり系のラーメン(中華そば)も恋しくなったものだ。
記憶も薄れ、定かではないが、「天壇」と云う店の味噌ラーメンを今でもたまに思い出す。

当時はラーメン横丁にも「天壇」と云う店があったが、私が足繁く通ったのは確か豊平区の平岸か美園にあったように記憶している。具としての玉ねぎが特徴的だった。
もともと私は玉ねぎ好きと云うこともあるが。
今回「黒帯」の味噌ラーメンを味わい、消えかけた40年前の記憶が徐々に蘇りつつある。
青春時代の悲喜交交とともに・・・。


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編集 / 2022.12.27 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
イラク人質開放事件の映画化を「アントニオ猪木イズム」
カテゴリ: 世に問う!『言わずにはいられない』
先日、TBSの年末特集で「報道の日2022」と云う番組があった。
私はいつも、日曜日の夜は週に一度の手作りラーメンをすすりながら、「ポツンと一軒家」を観るのが私のルーティーンなのだが、テレビのスイッチを入れたところ生憎他の番組が流れていた。仕方なく裏番組を覗いてみると、冒頭の報道番組が流れていた。
途中からなので全体を知るよしもないが、アントニオ猪木さんのところだけはしっかりと観ることができた。

猪木さんは今年の10月1日、残念にも帰らぬ人となったが、他界する前に是非会いたかった人物がいたようである。
その人物とは、1990年(平成2年)8月、クエート在住の日本人ら41名がイラクに移送され、人質となって監禁された事件があったが、その時現地で人質開放に尽力した当時商社マンの野崎さんだった。
日本人41名が人質に取られたものの、イラクと国交がないとの理由で日本政府は何も手を打たなかったそうだ。
それを見るに見かねた猪木さんが立ち上がり、自腹でイラクに渡り釈放を呼びかけたのだそうだが、説得交渉のみでは埒が明かなかったようだ。

猪木さんはイラク側に日本の文化等を理解してもらう為に、一計を案じて「平和の祭典」を開くことにしたのだそうだ。ただ、その際に、日本の航空会社からキャンセルされ、已む無く、当時親交のあったトルコの大統領と直接交渉し、トルコの旅客機をチャーターすることになり、人質となった日本人の家族を同行させ、イラク側を説得しようと試みたそうである。
その甲斐あって、当時イラク大統領のサダム・フセインの息子で、当時イラクのオリンピック委員会長だったウダイ・サッダーム・フセインとの交渉を実現。そのことが引き金となって奇跡的に日本人41名が釈放されたのだった。

当時はニュースなどで連日取り上げられ、流石は猪木さんだと感動したものだったが、30年経ってその記憶は薄らいでいる。今回の番組のお陰で、改めてアントニオ猪木さんの偉大さを再認識出来た。
猪木ファンにとって10月1日はあまりにも悲しい日となったが、我々猪木ファンの心から、猪木イズムは未来永劫消えることはないだろう。
映画関係者にお願いだが、是非とも、イラク人質開放事件の映画化を企画し、前代未聞の偉業を成し遂げたアントニオ猪木さんらの功績を、歴史の一頁として後世に残して欲しいものである。


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ピアノ西村由紀江さんとサックス加地直子さんのライブを、是非観てみたい。


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編集 / 2022.12.24 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
高架橋柱1140本沈下の恐れ
カテゴリ: 徒然
私は毎朝毎晩、鉄筋コンクリートで重厚感のある新幹線の高架橋をくぐりながら通勤するが、当たり前の風景としてとても身近に感じている。その身近な高架橋以外に、とても印象深かったのが台湾の高架橋である。
今から5年程前、当時息子の留学先だった台湾の新竹市に、台北市から高速バスでの移動の時だった。
台北を出てからまもなく、かなりの高さの高架橋が林立しており、同じ様な高さの高架橋が縦断していることに先ずもって驚いた。

その高架橋をバスに揺られ、車窓から街並みを眺めていると、日本では見かけない中華風建築様式のビルに、異国感を覚えながら見惚れていた。
ふと、その時思ったのだが、もし、万が一、大地震に襲われたらどうなるのだろう。
この30メートルもあろうか高い橋柱は果たしてもつのだろうか、と・・・。
阪神・淡路大震災の折、阪神高速道路が倒壊した映像が脳裏を過ったのだった。

先日の地元紙に、「高架橋柱1140本沈下の恐れ」と云う、然も恐ろしいタイトルに目が点となった。
「1140本沈下の恐れ」とは、JR東日本とJR西日本の新幹線を合わせての数のようだが、それにしてもとんでもない数の箇所が危険だ、と云うことである。
内訳はJR東日本管内で約970本。JR西日本で170本。いずれも殆どが現行の耐震補強計画外のものだそうだ。
高架橋倒壊のイメージは、前述した平成7年1月17日発生の阪神・淡路大震災阪神高速道倒壊の映像が真っ先に脳裏を過るが、身近なところでは平成20年6月14日、岩手・宮城内陸地震で落橋した祭畤大橋を思い出す。

地方の高速道路は殆どが盛土の上に舗装し、建設したものだが、都市部は高架橋が多く、新幹線は都市部のみならず地方でも殆どが高架橋の上を走っている。
11年前の東日本大震災や、今年3月16日に起きたM7.4の福島県沖地震でも新幹線の脱線事故が起きた。
もし万が一、橋柱の破断などが起きようものなら被害は甚大である。
「地震はもうたくさん、こりごりだ」と誰しもが思うだろうが、大自然の摂理、自然の営みを誰も止めることは不可能である。況してやいつ何時発生するか見当もつかない。

30年以内の地震確率として、M8程度の地震発生は14%。50年以内は20%。100年以内では40%とみられている。
研究者によっては、ここ30年以内の巨大地震発生確率は70%と予測する専門家もいる。
一刻も早く、耐震補強工事を進める必要がある。
新聞記事の文末に、国交省は「JR各社の財源で対応してもらう」との文言があったが、呆れて物も言えない。
多くの人命を預かる公共インフラは、通貨発行権を有する中央銀行を子会社(下部組織)に持つ、政府、つまり国の主導、責任でやるべきである。

国債の発行で何ら問題ない筈だが、仮にそれが認められないとしても、貨幣観云々を問う迄もなく、財政法4条にあるように建設国債発行は法律でしっかりと担保されている。
整備新幹線は元々国策事業として国(日本鉄道建設公団)が事業主体となって建設したものだ。一民間企業に責任を押し付けるのは如何なものか。
国民の命がかかっていると云うのに・・・。

台北周辺悠々紀行(前編)  2018年3月22日
台北周辺悠々紀行(後編)  2018年3月24日


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編集 / 2022.12.22 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
就寝前のルーティーン「夜間頻尿、めまい対策」
カテゴリ: 徒然
寒くなり始めた11月中旬頃から、昨年まではなかったが、就寝中に2・3度トイレに行きたくなるようになった。
所謂、夜間頻尿である。
「俺も歳だな・・・」と納得はするものの、度々目が覚めるとなると睡眠不足になる。
はてさて、どうしたものか。真っ先に思い浮かぶのが頻尿用の薬である。
しかしながらやはり薬は・・・。
薬に頼るのは最終手段として、他に何かないものかと、いろいろネット上を彷徨ってみた。
すると【座ったまま3分】夜間頻尿を治すセルフケアと云うタイトルに惹かれ、尚且つセラピストの可愛さにも惹かれ、早速覗いてみることにした。

手のひらセラピストの齋藤瞳さんが運営するYoutubeサイトである。
半信半疑で動画を参考にやってみることにした。
映像に添って真似をするだけなので、とてもやりやすく、非常に分かりやすい。
日に2・3度、3分程度で終わるので時間の心配もない。やり始めてから2週間ほど経つが、お陰様で夜間にトイレに起きることはほぼ無くなったのである。
特に効果が実感できるのが、就寝に着いた時に布団の中でやると足元がポカポカしてくるのである。不思議だ・・・。
今後も暫く続けてみたい。

「続ける」と云えば、私は就寝前にあるルーティーンを自分に課している。
布団に入って先ず初めに、天井を仰いで八百万の神に、合掌して一日の感謝をする。その後に腹筋のトレーニング(クランチ)と、目眩防止として耳石の安定化を図っている。
具体的には、腹筋は足を約90度に曲げ、両手を顎の下に置き、視線は約45度前方を向き、フーッと息を吐きながら頭を20cmから30cm程度上げる。息を吸いながら下げ、再びフーッと息を吐きながら頭部を2・30cm程度上げる。
その動作を腹筋がある程度筋肉痛になるまで繰り返す。また、身体の中心をあまり左右にズラさないようにツイストしながら、内腹斜筋や外腹斜筋にも刺激を与えるようにしている。

その後約90度に曲げた両足を左右にゆっくりと振り下ろす。根拠はないが、私は片側8回程繰り返している。(これは朝目覚め、起きる前にも行っている。腰へのストレッチ効果もあるようだ)
その後に、目眩対策として、身体を右側に傾けて10秒間静止し、次に正面を向いて10秒間、そして身体の左側を向いて10秒間、それらを1セットとして2セット程行っている。
また、目眩対策の一貫として、起床の際には直ぐ起き上がらず、ゆっくりと起き上がるように心掛けている。
最後に、前述した手のひらセラピー、手のひらの反射区を押すようにしている。
今のところ、お陰様で懐以外はすこぶる快適(個人差あり)である。


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岩日文芸 未来夢11月分詠草>>



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編集 / 2022.12.20 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
責任と節度ある積極財政「聖帝の世」
カテゴリ: 世に問う!『言わずにはいられない』
聖帝とは、儒教で聖人とされる君主のことを云うそうだが、今から1700年程前、民衆は貧困に喘ぎ、満足な食事を取ることも出来ずにいたとのこと。
その為、家々の煙突から煙が立ち昇っていない様子に、当時の帝、仁徳天皇がそれ以後3年間、課税と労役を全て取り止めることにしたのだそうだ。
更に自ら、お宮の屋根が壊れ、雨漏りしても直すこともせず、雨漏りのしない場所に避難して暮らしていたのだそうだ。
それから3年後、家々の屋根から煙が立ち昇り始め、家臣らから課税の再開を要求されたそうだが、それどころか天皇は延期を指示し、10年後に漸く課税を再開することにしたのだそうだ。

実に有り難いことである。それらの臣民に寄り添い、大切にする篤行を称え、「聖帝」と呼ばれるようになったとのことである。
今、コロナ禍に喘ぎ、嘆き、苦しみながらも  続きを読む・見る>>


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編集 / 2022.12.17 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
文豪たちの口説き本 ラブレター
カテゴリ: 徒然
図書館内をぶらついていると、ある本の題名に心が吸い寄せられた。
とは云っても、私には縁のなさそうな内容だが、心惹かれることは隠しようがない。
その本の題名とは『文豪たちの口説き本』である。
太宰治や中原中也、芥川龍之介や石川啄木など錚々たる文豪たちの恋文を編纂した一冊である。
名だたる文豪たちの口説き文句、さぞ、文学性の高い、馥郁とした香りを放つ文言が綴られているものと期待し、パラパラとページを捲り、目を通してみると、意外とそうでもなさそうだ。
総じてストレートな表現が多いように思える。

寄物陳思や比喩の類が多ければ多いほど誤解を招きやすい。
愛の告白はやはり直球勝負に限るのかもしれない。
感慨を深めながら頁を進めていくと、斎藤茂吉の章があった。茂吉から弟子の永井ふさ子への恋文である。
茂吉は妻との不仲もあり、27歳下のふさ子と出会い、恋に落ちた。ふさ子への恋文は100通以上にものぼるとのこと。
茂吉が55歳の時に書いた恋文のなかに、以下の記述がある。

一、歌は客観歌(山川草木河海)を作り下さい。
一、この冬は肝油あがって下さい。風邪で熱あらば臥床して下さい。
一、御手紙は一月に一度以上でも結構です。
一、僕は御返事さし上げません。若し必要あらば誰か門人の手を経ましょう。 万事沈黙のしずけさに入って、老の身をいたわりましょう。
一、僕のうけた侮辱なんかは何でもありません。決して御心配ありません。愛の力は宏大深刻です。また、清く正しきものは常に勝ちます。今に御覧なさい。そして御心しずかに御自明愛下さい。そしてもっと肥って下さい。僕は老残の身をいたわりつつ、せい一ぱいの為事をして、この世を去りましょう。


「僕の受けた侮辱」とあるが、おそらく永井ふさ子の両親に不倫関係がバレ、窘められたのかと思われる。
しかしながら、清く正しく、純真無垢で一途な愛は、強く、永遠である。
斎藤茂吉記念館から、没後70周年、第49回斎藤茂吉記念全国大会と記念歌集投稿募集の案内が届いた。
はてさて、私にはあまり縁がないが、今回は相聞歌でも投稿してみようと思う・・・。


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編集 / 2022.12.14 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
磐井清水若水送りと道路の有り難さ
カテゴリ: 徒然
岩手県南に、元旦恒例の「磐井清水若水送り」と云う行事がある。
一関市東山町松川から、平泉の中尊寺迄約20kmの道のりを徒歩で湧き水を運ぶ行事である。
今から800年あまり前の平安後期、奥州平泉を拠点に100年の安寧を目指し、栄華を誇った藤原4代の3代目当主、北方の王者藤原秀衡公の命によって始まったとされている。
故事によると、松川の里人によって運ばれる若水は、「磐井清水」から奈良坂峠を越え、平泉の柳之御所まで手渡しで運んだと伝えられている。

昨年は新型コロナの影響によって中止となり、今年は参加者を減らし、バス移動によって執り行われた。
オミクロンの影響もあることから、2023年の元旦も30人程度で行われるとのことである。
移動方法も今年同様バスでの移動。
ルートも同じ、東山から狭山トンネルを抜け、舞川の菅原神社前を通って長島を抜け、中尊寺迄運ぶとのこと。
現在の道路は全面舗装により快適に移動出来るが、平安時代は悪路、しかも急峻な峠越えもあり、かなり大変だったに違いない。

「ポツンと一軒家」のテレビ番組で、一軒家に辿り着くまでの道路が、如何にも狭さ、厳しさを強調するかのような演出、構成で進められるが、日本は遥かに良い方だ。
インフラ整備の重要性、公共事業の大切さをしみじみと感じる。
世界にはとんでもない道がある。徒歩は兎も角、ほんのちょっとハンドル操作を誤れば間違いなく彼の世行き。
断崖絶壁の危険な道路や、濁流に呑み込まれれば「万事休す」の河川横断道路などなど。
日本は本当に恵まれていると思い知ることができる。


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編集 / 2022.12.11 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
年賀状の歴史と東山軒のどら焼き
カテゴリ: グルメ
先日、地元紙のコラム「日日草」に年賀状の歴史が載っていた。
それによると、平安時代、藤原明衡が纏めた手紙の文例集の中に「春の初めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」とあり、それが最古の年賀状の一例だとのことである。
後に親族らに挨拶する年始回りが定着し、簡略化したのが年賀状のルーツらしい。

前々回の日記にも書いたが  続きを読む・見る>>


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編集 / 2022.12.09 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
万死に値する「刻薄蛮行」
カテゴリ: 世に問う!『言わずにはいられない』
先日届いた日本歌人クラブアンソロジー『現代万葉集』に目を通してみると、「社会・時事」の項目のなかで気になる一首が目に止まった。

凍死せる少女死に様で訴える醜い人心雪しんしんと

北海道の石川孝子さんの一首だが、昨年の3月、凍死の状態で発見された当時中学2年生の女子生徒のことを詠んだ歌であろう。
執拗なまでの上級生らのイジメに耐えかねての自殺だったとみられている。
「醜い人心」とは、イジメた加害者は勿論だが、当時の教師らに対する憎しみがこもった言葉である。

イジメに対して、少女の母親が当時の教頭(副校長)に相談を持ちかけたところ、
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来どっちが大切ですか 」
「10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか」
「どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみてください・・・」


愛娘がイジメを受け、「死にたい」「死にたい」と、思い悩む様子を見るに見かね、すがる思いで副校長(教頭)に相談を持ちかけたところ、上記のような言葉が返ってきたそうだ。
信じ難い副校長のにべない対応である。
本当に教育者なのだろうか。加害者を庇い、被害者を見捨てていい筈がないではないか。
それでも人間か? いや、獣よりも劣る輩である。
あまりにも許し難い副校長らの対応に、腸が煮えくり返る思いをしたものだ。

旭川市では第三者委員会を立ち上げ、原因の究明にあたっているようだが、一年半も経つと云うのに未だに究明されていない。
そんなことから、旭川市は再調査を行う新たな第三者委員会の委員として、教育評論家の尾木直樹氏ら道外の5人を起用する方針を明らかにしている。遅すぎるが・・・。

また、とても信じ難いイジメ、虐待行為が静岡県裾野市の保育園でもおきた。
3名の保育士らが、無抵抗な一歳児らをカッターナイフで脅し、足を持って宙づりにし、頭を叩くなどの行為を繰り返していたと云うのだ。
とても信じ難く許し難い、万死に値する蛮行、悪行である。
「保育士不足が原因ではないか」と父兄が話していたが、しかしながらそんなことは理由にならない。
保育士ら3名は地元警察に逮捕されたとのことだが、今後二度とそんなことを起こさない為にも、心の底から猛省してほしいものだ。

もう師走、今年も寒い寒い冬がやってきたなぁ・・・。
※タイトルの「刻薄蛮行(こくはくばんこう)」は、「酷い行い」と云う意味の私の造語


617.遺族の手記                      
613.イジメ問題「良民の意思、国民の声」     


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※イジメられ、たとえ足蹴にされようとも、君たちの未来は必ず拓ける



※涙無しには観れない聴けない。希望を失いそうになった時に是非観たい動画



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編集 / 2022.12.07 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
聖ニコラウス
カテゴリ: 徒然
師走を迎え、いよいよ2022年も大詰めに差し掛かった。
師走と聞くと、どことなく気忙しさがじわりじわりと込み上げてくる。
新たな年を迎えて大掃除やら年賀状の作成やら、正月の準備やらと・・・。
ただ、しかしながら、実際は少しづつでもやれる時にやってさえいれば、それ程追い込まれることはない。
「忙しい、忙しい」と気ばかりが焦るのは用事をいっぺんに済まそうとするからである。
やれる時にやりさえすれば、どぉってこたぁない。と私はそう自分にいい聞かせている。

12月の行事と云えば、一番最初に思いつくのがクリスマスである。
仏教徒でありながら何故クリスマスを祝うのか、若い頃は疑問に思いながらも、思いを馳せ、楽しみにしていた。
子供の頃の楽しみは朝起きると枕元に銀色の靴が置いてあって、その中にお菓子がぎっしりと詰まっていた。
またそれ以外にも、クリスマスの前に欲しい物をサンタクロースに言葉に出して祈っておくと、「クリスマスの日にサンタクロースからひょっとしたらプレゼントされるかもしれないよ」と母から云われ、妹と二人、真剣に言葉に出して祈ったものだ。
子供の頃の懐かしい思い出の一コマだが、いったいサンタクロースはどこからどうやって来るのかと、疑問に思ったものだ。

調べてみると、サンタクロースはトルコ人だったらしい。
そのモデルとなったのが、キリスト教の主教で神学者の「聖ニコラウス」と云われている。赤い服と帽子に白い髭が特徴的だが、赤い色には意味があるようだ。
赤は、キリスト教に於ける血や愛のイメージカラーであることや、聖ニコラウスは自分の血を流してでも人の為に尽くした、無私無欲で利他愛が強く、犠牲的精神の旺盛な人物だったようだ。
西暦4世紀に実在した人物であり、その墓は、トルコデムレのミラにある聖ニコラオス教会として知られる古代の教会の床下にあったと、最近になって発見されたとのことである。


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編集 / 2022.12.04 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
猫間が淵の語源や柳之御所史跡公園のこと
カテゴリ: 徒然
猫間が淵とは、今は水田などに埋め立てられてその面影はないが、今から900年程前の平安後期、藤原清衡公から藤原泰衡公迄の4代の居所があった場所と、当時の政庁があった柳之御所を隔てた大きなナマズのように横たわっていた水路、と古地図に載っていたそうだ。
「猫間が淵」の語源は、猫間扇に似た石が中島にあり、そこから名付けられたとの説もあるようだが、当時その地に、猫間中納言光隆卿の家司 岸高が宅地を捨て、寺(大報恩寺)と爲したことから名付けられたとの説が有力である。
その猫間が淵跡の周辺には、現在、岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンターや、その直ぐ東側には「道の駅平泉」が建っている。

平泉世界遺産ガイダンスセンターは  続きを読む・見る>>


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編集 / 2022.12.01 / コメント: - / トラックバック: 0 / PageTop↑
 プロフィール

ハルク伊藤

Author:ハルク伊藤



ブログ作成にあたり、
当初は「一つのジャンルに絞った方が人気ブログになりやすい」という通説があり、「トレーニングやパワーリフティングに特化したブログを」と思っておりましたが、今ではその常識に因われることなく、私個人の意見や考えを柱として、右にも左にも属する事なく、中立的な立場を決して崩さず、社会に対する思いや願い、或いは個人的な提言なども織り交ぜながら、日常の出来事や趣味の写真に短歌や詩をコラボしたフォト短歌を中心に、私の生きた証として、このブログを続けて参りたいと思っております。
本文の文体につましては、「強く訴えかけたい、強調したい」内容には「だ・である調の常体」。
それ以外は「です・ます調の敬体」と入り混じった文章で、大変お見苦しい点もあろうかと存じますが、
『寛容の心』を持ってご覧頂ければ幸いです。


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