神奈川に住む息子が連休を利用して帰省し、久方ぶりに渓流釣りに行くことになった。
以前は年に5・6回は行っていたが、息子が海外に留学してからというもの、なかなか行く機会に恵まれなかった。
勿論ひとり釣行も考えたが、如何せん年齢が進むにつれ億劫になってきた、と云うのが本音である。
今回の釣行は以前尺余の岩魚を数尾釣り上げた渓を先ず目指すことにした。
日曜日、況してや禁漁に入る2週間前、更には連休の中日とあって、場の荒れは覚悟する必要があった。
釣りは何より早起きをして、朝まずめを狙うのが本来の釣行の基本だが、前日は帰宅が遅いこともあり、多少起床時間が遅れてしまった。
したがって先行者がいることを覚悟しての入渓となった。
勿論、好釣果など期待できよう筈もない。
ともあれ、高鳴る期待を鎮めながらも
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