田んぼを見渡すと、稲穂が垂れ下がり黄金色の色合いが日々濃くなってきている。
ここ岩手県南部でも、早いところでは既に稲刈りが始まっておりいよいよ稲刈りシーズン突入だ。
我が家でも明後日の日曜日から、刈り取った稲を自然乾燥する為のほんにょ(ホニオ)を立てる予定。
実はこの作業がまた結構キツイ作業だ。
ただ若い頃は寧ろ、トレーニングがてらにガンガン鉄の棒を振り回しては木杭を立てるための穴を開けたものだが、如何せん歳を重ねるごとに、肩や腕の痛みに耐えながらの作業となり、今では「気力で何とか凌いでいる」というのが現状だろう。
では、キツイ穴あけ作業を止め、自然乾燥にこだわらずに全て機械乾燥に頼ろうかと、毎年この季節になると弱音を吐きそうになるのだが、やはり「こだわり」は持ち続けるべきであると、もう一人の自分か、或いはご先祖様なのかは分からないがそう呼び掛けてくるようだ。
そんな訳で、天日で乾燥させたお米の美味しさをまとめてみることにした。
天然乾燥米(天日干し米)の美味しい訳とは?尚、今年度産の新米の予約受け付けは、放射能検査終了後、新聞紙上で正式に公表(今月下旬)され、その結果を踏まえた上で正式に注文を承ることにしたい。

↑写真は昨年10月撮影のもの