仲間うちの忘年会で昨夜は仙台で一泊。
いつまで続くかは疑問だが、今後の恒例行事として昨年から始まった企画。
宴会場や宿泊施設は昨年と同じ会場だった。
仙台と言えばやはりなんと言っても牛たん。
何時食べても、何度食べても美味しい。
ただ今回の企画の中でちょっとばかり残念なことがあった。
昨年訪れた際のホテルに対するイメージはすこぶる良好で、皆も同じ意見だった。
「じゃ来年も此処に泊まろうじゃないか」ということになり、今年も予約したのだった。
部屋は清潔でとても綺麗、フロントの接客態度も実に素晴らしい。新聞のサービスや、なんと言っても仙台のど真ん中にも係わらず、1200mの地下から吹き出す(汲み上げる?)天然温泉があり、しかもビルの谷間に露天風呂まである。
勿論大自然の景観を満喫しながらのんびりと、という訳にはいかないが、コンクリートに囲まれた露天もそれはそれでまた乙なものである。
完璧なまでに利用者(宿泊者)の満足感を満たすサービスには心から敬意を表するが、ただ、一つだけ非常にガッカリさせられたことがあった。勿論それは私だけではなかった。
宿泊の楽しみの一つに、朝食がある。
朝食と言えばなんと言っても白いご飯に納豆が定番だ。それに沢庵漬けでもあれば私はそれで満足だが、あったのはパンだった。勿論私もパンは大好きである。
しかしながらパンは別腹であって、私にとってはオヤツでしかない。
確かに、昨今の日本における米の消費量は減る一方で、パンの消費量が上回っているのが現状のようだ。
西欧化しつつある日本の食文化に、警鐘を鳴らす外国人もいるぐらいだ。
サービスを提供する側として、経費削減やニーズに応えようと努力する気持ちは決して理解できない訳ではないが、
コメ派の人間としては非常にガッカリさせられた朝のひとコマだった。
もしバイキングスタイルであったなら、「100点満点のところ120点」と言いたいところだが、せめて昨年同様納豆付きの和食であったならば・・・。
Author:ハルク伊藤