魚体の美しさ
カテゴリ: 渓流釣り
女体の美しさでは(アッ、失礼魚体だった)、この山女魚(ヤマメ)の美しさは格別だと私は思っている。勿論岩魚(イワナ)も引けを取らない美しさである。

札幌での学生時代、普段はヒグマが怖い為に複数人での入渓が殆どだったが、ある時、支笏湖周辺の支流に、大丈夫だろうと一人で入渓したことがあった。

オショロコマ(カラフトイワナ)が入れ食い状態で、ちょっとしたポイントに糸を垂らすと、直ぐ様、右手の人差し指にぞくぞくとする好い感触が伝わってきた。
鬱蒼とした針葉樹林の樹間をぬう木漏れ日が、水滴が迸る、水から上がったばかりのイワナ特有のパーマークに反射して、光り輝いていた。
えも言えぬ美しさだった。

その美しさと、ぞくぞくとする手の感触を求めて、奥へ、上流へと、知らず知らずのうちに進んでいった。
行けば行くほど、身震いしそうな好ポイントがあちらこちらに点在していた。
周りを気にすることなくどんどん釣り上って行くと、突然、前方の茂みが、ゆらゆら揺れているのに気がついた。

風はほとんど吹いてはいない。ふと、我に帰り「こりゃまずい」と、それが何であるかを確認する余裕など到底ある筈もない。
万が一を想定し、振り向くことなく一目散に渓を下った。
あの時の、身震いしそうな状況や心境を今でも鮮明に憶えている。


フォト短歌「可憐な姿」


編集 / 2012.04.07 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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 プロフィール

ハルク伊藤

Author:ハルク伊藤



ブログ作成にあたり、
当初は「一つのジャンルに絞った方が人気ブログになりやすい」という通説があり、「トレーニングやパワーリフティングに特化したブログを」と思っておりましたが、今ではその常識に因われることなく、私個人の意見や考えを柱として、右にも左にも属する事なく、中立的な立場を決して崩さず、社会に対する思いや願い、或いは個人的な提言なども織り交ぜながら、日常の出来事や趣味の写真に短歌や詩をコラボしたフォト短歌を中心に、私の生きた証として、このブログを続けて参りたいと思っております。
本文の文体につましては、「強く訴えかけたい、強調したい」内容には「だ・である調の常体」。
それ以外は「です・ます調の敬体」と入り混じった文章で、大変お見苦しい点もあろうかと存じますが、
『寛容の心』を持ってご覧頂ければ幸いです。


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