小啄木鳥(こげら)
カテゴリ: 徒然
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧、宜しくお願い申し上げます。

フォト短歌「謹賀新年」


今朝は寒さも和らぎ、まるで春を思わせるような穏やかな朝だった。
いつものように畑周辺を散歩していると、その陽気に誘われたのだろうか、栗の木から「ピーチクパーチク」と小鳥の鳴声が元気よく響いてきた。何の鳥かとカメラを向けると、こげらたちであった。
スズメ大の大きさで、アカゲラよりも一回り小さなキツツキの仲間だ。栗の木に自生する虫を獲っているのだろう。
最近あまり耳にしなくなったが、松枯れの原因となる松くい虫(マツノマダラカミキリ)も餌にすることから、益虫ならぬ益鳥として実に有り難い鳥である。
勿論、個体の大きいアカゲラの捕食力は更に上だ。

アカゲラと云えば、私が小学校低学年の頃、夏休みに入る少し前のことだったと記憶しているが、裏山の方から「コンコンコン」と木を叩くような音が聞こえてきた。
「なんだろう」と不思議に思い、静かに近づいてみると、キツツキ(アカゲラ)が枯木となった桑の木の一本に巣穴を作っていた。
それから幾日が経ち、親鳥が飛び立つのを見計らって静かに近づいてみると、幹の内部から「ピーピーピー」と雛の声が聞こえてきたのだった。

子供心に、どうしてもそのひな鳥が見たくて見たくてたまらず、父にねだって取ってもらった。
丁度夏休みに入り、妹と二人、餌や水を与えるなどして大事に育てたのだった。
観察学習として、その体験を元に、夏休みの宿題としてまとめた記憶がある。
今ではその記録がどこにあるのか知る由もないが、一羽の犠牲も出すことなく(だったと思う)、母鳥の元、自然に返すことができたものの、後になって、無理やり母鳥から奪ったことを悔いたことも、子供の頃の苦い思い出として、薄っすらと記憶に残っている。


フォト短歌「コゲラ」 IMG_4676.jpg IMG_4667.jpg









編集 / 2016.01.03 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
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ハルク伊藤

Author:ハルク伊藤



ブログ作成にあたり、
当初は「一つのジャンルに絞った方が人気ブログになりやすい」という通説があり、「トレーニングやパワーリフティングに特化したブログを」と思っておりましたが、今ではその常識に因われることなく、私個人の意見や考えを柱として、右にも左にも属する事なく、中立的な立場を決して崩さず、社会に対する思いや願い、或いは個人的な提言なども織り交ぜながら、日常の出来事や趣味の写真に短歌や詩をコラボしたフォト短歌を中心に、私の生きた証として、このブログを続けて参りたいと思っております。
本文の文体につましては、「強く訴えかけたい、強調したい」内容には「だ・である調の常体」。
それ以外は「です・ます調の敬体」と入り混じった文章で、大変お見苦しい点もあろうかと存じますが、
『寛容の心』を持ってご覧頂ければ幸いです。


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